2010年2月1日(月)

ヒタヒタと押し寄せる親の介護問題

コラム

最近、私の周りでは親の介護に奔走する人が増えています。
ちなみに私は団塊世代ですが、介護に取り組んでいるのは同年代とは限りません。
かなり年下の人もいます。そう、親の介護は同時スタートというより、40代ぐらいからヒタヒタと押し寄せてくるって感じでしょうか?

 

しかも、最近聞くのは地方で暮らしている親の介護で、同居していたわけじゃないだけに、ある日突然感はさらに増します。どの程度の助けが必要かはそれぞれですが、親を「呼び寄せる」のか「自分が赴く」のか「施設に入れる」のかなど、待ったなしの重い選択を迫られるようです。

 

都会に住む子どもが、田舎に住む親を自分のもとに呼び寄せる「呼び寄せ老人」という言葉も生まれているのだとか。でも、年老いてから生活基盤のない都会に呼び寄せても、なかなかうまくいかない。そんなこともあってか、私の周りでは「自分が赴く」を選択をしたケースが2件。

知人の一人は公務員でしたが早期退職し、東京と山口を行ったりきたりしています。

もう一人は、夫を残して子供と共に四国に転居しました。

先日、お会いしたその転居を選んだ人の話では、「同級生に親子2代別居婚の人がいるのよ」とのこと。本人が親の介護のための別居婚で、息子さんは奥様が仕事を持っているための別居婚なんですって!

 

近頃、「オンデマンド婚」と言って前向きに別居婚を選ぶ若いカップルが増えていますが、これからは「親の介護のための別居婚」に踏み出す中高年が増えるかもしれませんね。

人生は山あり谷ありですから、夫婦の生活スタイルだってずーっと平坦とはいかないってこと。

これは状況に合わせて、生活スタイルを柔軟に選んでいくしかないでしょう。

 

高齢化社会を迎えて、これからますます増える介護問題。私たちの親世代は子供が2~3人の世代ですからなんとかやりくりつくとして、今後問題になりそうなのは、独身者の「シングル介護」です。

 「おひとりさま(独身者25~39歳)一千万人時代」、もうそこまできてます!?

 

ところで、昨年末サンマリエで実施した「こんな結婚がしたい」アンケートでは、

「老後への不安」は結婚を望む一つの大きな要因でした。

 

同アンケートで「結婚したいなと思うときはどんなときですか?」と質問したところ「楽しそうな家族やカップルを見かけたとき」とか「同僚が結婚したとき」などの回答のほかに、老いた親や自身の老後への不安をあげる方がちらほら。

2,3例をあげると、

「年老いた母と二人暮らしなので、不自由な体で動いている母を見て苦労をかけている事を感じる時」(41歳 男性)

「最近問題になっているお年寄りの孤独死や、家族がいないため、無縁仏となってしまった人の話を聞いた時」(39歳 男性)

「将来の自分の生活に不安を感じた時。(家族も居ずに一人で老後を過ごすのかなと)幸せそうな親子を見かけた時」(29歳 女性)

 「周りの友人や同僚が結婚をしているので、家庭の話を聞いた時や、結婚が決まった人が身近にいるとき(特に自分より年齢が下の人とか…)また、職業柄(老人施設)独り身だった方の行く末を見たとき…。これはかなり切実な問題です」(33歳 女性)

 

切実さが伝わってきますね。その切実さに応えられるサービスをこころがけなければ!

このアンケートはただ今集計中で、近日HPで結果報告しますので、お楽しみに! (三沢) 

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