2010年4月26日(月)

未来に生きていくことが大事

コラム

 『1Q84』BOOK3、読み終えました。
おばさんもぐいぐい引き込まれ読めてしまう村上春樹。
その威力は、ただならないものがあります。

 

「一日も早く読みたい」という人が多く、16日の発売からたった3日で39.8万部を記録し、文芸書としての売上は早くも2010年トップ。
バックナンバーのBOOK1、BOOK2も売れているらしく、どちらもトップ10に入っています。
購入してる中心は30代、40代ですが、私のような中高年にも売れているんですね。
おじさん、おばさんまで巻き込んでの村上現象は、国境をも超えてます。
欧米はもとよりアジアでの人気も加熱しているようで、ノーベル賞の最有力候補と言われてます。

 

そんなわけで、本が出て1か月もたっていないのに、新聞、雑誌に書評が並び、アマゾンのカスタマーレビューを見たら早くも93件の書き込みがされていました。

 

評価は5から1まで割れ、さまざまな解釈が成り立つのも村上春樹作品の魅力でしょうか。
ちなみに、私の評価は星4つ!!

 

BOOK2の終わり方は疑問をいっぱい抱えたままの中途半端なエンディングで、見放された気分になりましたが、ご安心あれ。
BOOK3は未来への希望を感じさせるエンディングになってます。

 

そう、自殺したと思われた青豆さんは生きてましたね。よかった!
しかも、BOOK3は、まるで青豆と天吾のラブストーリーのようです。

巻末に近づくにつれ、二人が無事再会し、明日へ旅立てるようにと、
祈るような気分になってました。

 

謎は解けず、カルトや殺人はそのまま放置ですか!?とも思うのですが……

それでも、過去に縛られず未来に生きていくことが大事なんですね。

「辿り着いたところが旧来の世界であれ、更なる新しい世界であれ、何を怯えることがあるだろう。新たな試練がそこにあるのなら、もう一度乗り越えればいい。それだけのことだ。少なくとも私たちはもう孤独ではない」

 

一人より二人、そして家族へ希望をつなぐ。
愛を信じて、試練を乗り越えていきましょうよ。

 (三沢)

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