どうする!?ファーストタッチ(前編) まずはエスコートより始めよ


いきなりですけども……。あなたは気になる異性に対して「触れてみたい・さわってみたい」という気持ちを持ったこと、ありますよね?今、モニターの前で軽く頷いちゃった人、大丈夫、安心してください。そういう気持ちは普通なんです。というより、「触れたい」と思うことはとても健全なことで、もしかしたらそこからすべての物語は始まるのかもしれません。
今回の「モテる恋愛塾」は、意外と障壁の高いファーストタッチについて考えます。
ちょっと男性視線になりますが、女性の方は「へぇ、オトコってそんなこと考えてるんだー」と、参考資料にしてくだされば幸いです。

嫌われたくないから、触れない?

世間一般に「奥手」といわれる男性にとって、最近出会った気になる異性とのファーストタッチは、とても大きな問題です。
彼らは「どうやって触れたらいいのか分からない」「いきなり触れて嫌われたくない」……そう言って二の足を踏み続けます。
まず間違いなく、女性の方から「そろそろ親しくなったし、さわってもいいわよ」なんて言ってくれませんし、「3回目のデートで手を繋ぐべし」なんていう条例も存在しません。
相手が自分に心を許しているのか、タイミング的にはどうなのか、そういう目に見えないものを計ることが大事なのですが、 奥手軍団はとにかくそういうことが苦手なんです。

そういうニーズに応えるように、ちまたには昔から胡散臭いノウハウ本が氾濫してきました。いわく、女性が髪の毛をかきあげる仕草は誘っているのだ、とか、よく舌を見せる女性はガードが甘い、とかとか……。
えーと、そういうタワゴトは今日限り忘れてください。
前髪のパーマがゆるくなってきたら、そりゃ頻繁に髪の毛をかきあげます。イマイチ合わないグロスを塗ってきちゃったら、唇が気になって舌で確認するでしょう。「こういう仕草をしたら、100パーセントOKなのだ!」という絶対的な見分け方なんて、存在しないんです。

だとしたら、恋愛初期の「嫌われたら取り返しが付かない時期」においては、触れたい・さわりたいという気持ちを押し殺して、無難に過ごしていればいいのでしょうか?
いえいえ。ファーストタッチというのは「触れられないのが無難なのではなく、いかにしていい具合に触れるか」が大問題なんです。触れたい側だけの問題じゃなくて、触れられたい側の気持ちにも関係することなんです。
そう、女性も触れられたい、と思っているんです。

触れるということは、セックスの前段階ではないのだ!

つまり、女性にとってのファーストタッチは「男性側からの好意を確認するアクション」なんです。 そう考えれば「触れたら、嫌われるかも」という恐怖感が少し緩和されるのではないでしょうか? 触れることが問題ではなく、触れるタイミングが問題なのです。

ところで。残念なことに、男性の中にはファーストタッチを「セックスするための前哨戦」と考えている人がいます。しかし、「セックスをするために、まずファーストタッチをクリアしなきゃいけない」と考えていたら、その下心は簡単に女性に見透かされます。
セックスとファーストタッチを別物と考えるところから、始めてみるべきなのです。なにせ、奥手軍団最右翼なのですから。

ファーストタッチは、する方もされる方も、あくまでも「好意の表れ」が具体化した形です。
だとしたら、好意を表す行動が自然にできれば、 それがいつしかファーストタッチに結びつくことになります。
タイミングを計って、今か今かと触る機会をうかがうより、200倍も簡単でしょう? 

触れたいなら、触れない好意=エスコートからはじめよう

ただただ欲求に任せて触れるのでは、不自然ですし嫌われる確率が大幅アップです。
では、どういう接触が自然なのでしょうか?
まず、触れないところから始めてみましょう。触らずに相手に好意を伝える、つまり相手のことを思いやる行動から始めればいいのです。
それは何かと言えば……ずばり!「エスコート」すること。

エスコート、と引かないでください。
例えば
・店に入るとき、ドアを開けてあげる(先に通すのが難しいドアの作りなら「先回りして押さえていて、あげる」でもいいんです)
・塩や醤油などを取ってあげる
・歩道と車道が分かれてない道で車道側を歩く
とか、そんなことでいいんです。
何かあったときに備えて用意しておくというような感覚で同席している女性を見れば、
エスコートが成立します。
言われてみれば簡単なことでしょう?

エスコートは、言うなれば「触らないで表す好意」です。距離感のある好意表現です。
言うなれば、表しにくい「好意」を簡単にアピールできるツールなんです。
悶々として「どうしたらこの気持ち、伝わるのかな」とか悩んでるより、行動に移した方が気持ち、楽でしょう?
また、女性側からしても、エスコートされることで大切にされているという実感が湧きますし、そういう安心できる環境であれば「いいのよ、さわっても」という信号を送りやすくなる、ということも期待できます。

修行的な意味で考えれば、エスコートすることに慣れることで、女性との距離感を取ることが上手になります。
わざとらしくなく、さりげない思いやりを表現することができるのです。
そうすると今度は、女性が何を欲しているのかが、なんとなーく分かるようになってきます。

どうですか? 女性の「何となくの欲求」を感じ取れるようになれれば、本稿の冒頭でも触れた女性の「そろそろ、ちょっとは触れてくれたっていいのに・・・・・・」を感じ取ることだって可能なんです。
そこまで鋭敏になれる自信のない人でも、エスコートに慣れてくれば、信号が変わって歩き出す瞬間に、すっと腰に手を添えることは出来るようになるってもんです。

まずエスコートから始める。焦らない。
「エスコート=触れない好意」から始めれば自然といい感じのファーストタッチが待ってるのです。
どうです? 無理しないで出来そうでしょう?

ファーストタッチの神髄はエスコートにあり、ということが分かっていただけたでしょうか?
次回の後編では、より実際的なシチュエーションについて触れたいと思います。そして実際に触れます(笑)。
お楽しみに!