恋愛コラム「そこに恋があるのだ」
Profile
愛称「マッピー☆」。7月21日東京都生まれ。立教大学卒業後、TOKYO FMのアナウンサーとして入社。2001年にフリー転向。現在、TBSラジオ「ストリーム」(月〜金/13:00〜15:30)や、TOKYO FM「Hits from the Heart」(土/16:00〜16:55)などに出演中。
趣味はドライブ、フラメンコ。特技は、ワインエキスパート!
Vol.038 ☆同窓会恐怖症のあなたに送る、ノンフィクション!番組スタッフK君が期待したものとは?
今回は急遽ノンフィクション・ストーリーをお送りします。
普段は家族の話しかしないスタッフのK君が、
ある時ぼそっと、「今度、元カノに会うんっすよ」と悩ましげに話したことが、
わたしはとても気になっていて、
数週間後「ねえ、あれってどうなったの?可愛かった?」
と聞くと「まじでショックでした、オネエ系になってました」・・・
オネエ系ってどういうこと???
というわけで、ここからは彼=番組スタッフK君の語りでお楽しみください。

------------以下、K君の恋バナ-----------------------
<キャスト>
K=今回の恋バナの主役、番組スタッフKくん
O=Kくんの元彼女
T=Kくんの高校の同級生。今回の同窓会の発起人

注)松:松本ともこさんコメント

<ストーリー>
それは、初夏にかかってきた一本の電話から始まった。
高校時代の同級生Tからの電話「高校時代のみんなで飲まない?」というもの・・・
そこには「K」の元彼女の「O」もやってくるという。
数日前にTと「O」は中学が同じで同窓会で会ったとのこと。
実は彼女とは大学1年以来13年くらい会っていない。

「K」の高校当時はチーマー全盛時代の末期、パーケンを持っていたり、
他のチームとの人脈がどれだけあったかで【女の子にモテル時代】だった。
意味もなく渋谷に集合した。もち連絡手段はポケベル。428(渋谷)みたいな文字のやりとりをしていた。
しかし思い返せば、今より自由な金があったかもしれない・・・。
まぁそれはさておき、そんな時代に付き合っていたのが元彼女の「O」。
茶髪が流行り始めた頃で、女子高校生ブームでもあった。
安室奈美恵がデビューする前に既にアムラー(色黒、茶髪、ストレートのロング)だった彼女と「K」は高校2年の夏に知り合い、大学1年の夏に破局することになった。
破局の原因は大学が離れ離れになり、次第に疎遠になったため・・・としておこう。

 松:彼女への評価がやけに高いのが気がかりだ

ということでTのセッティングで元彼女「O」と13年ぶりに会うことになった。
メンバーは同じクラスの同級生4人だ。
場所は新宿2丁目にある薄暗いバー。「K」が場所をセッティングした。
ゲイ(男、50歳)のマスターが切り盛りする小さな店で、
柿ピー小盛り一皿で500円をぼったくる店だが20代の頃は、
このオッサンに良く女性を紹介してもらい、美味しい思いをしたので文句はいえない。

なぜ、この店をセッティングしたか?ゲイオヤジが場を盛り上げてくれるという保険もあったが、
第一の理由は店が【薄暗い】からだ。
失礼だが正直、老けた元彼女を明るい光の下でマジマジと見るのもつらいし、
老いた自分を見せたくないという感覚もあった。初めてセンスの悪い間接照明が役に立つと思った。

 松:まだ、30代前半でそこまで心配するのも、肩に力が入りすぎですよ

ある金曜日の夜21時。
「K」の仕事は時間が不規則なので、ワガママを言ってこの時間にしてもらった。
21時ジャスト。店に到着。
ところが店は、がら〜ん・・・。お客さんは女性一人・・・32歳の「O」だった。
「ひさしぶり・・・」ぎこちなく挨拶する私。およそ13年近く年齢を重ねた「O」は、
アムラーから松嶋奈々子を確実に意識している<オネエ系>になっていた。

 松:出た。オネエ系

マジびびった。高校時代のノスタルジックな風景を思い浮かべながら店に来た「K」にとって、かなりの衝撃。
しかし次の衝撃の方がもっと凄まじかった・・・。
「結婚したんだって?」いきなりキツメのパンチが私に炸裂した。
実は今の妻は「K」が高校3年生の時に付き合っていた彼女。
そう、「K」はフタマタをかけていたのだ。
疎遠になった「O」と別れ、今の妻を選んだワケである。
「うん、まあね」と動揺してありきたりの答えをする「K」。

15分後、3人がやってきた・・・。「久しぶりの再会のために気をつかっちゃったよ」と笑顔のT。
どうやら3人は結託していたらしい。まったくもって余計なサービスだ。
兎にも角にも、5人が集合して「かんぱ〜い!」

------------以上、K君の恋バナ-----------------------

やっと、乾杯したところまで来ました。
私のコラム的には「そこに恋があるのか?」ということになりますが、
今回は、男性側の気持ちや期待を覗き見る、絶好のチャンスだと思うのです。
年を重ねるほど、学生時代の恋愛へのオマージュって強くなってきません?
あの日の恋物語&切ない思い出が、
目の前のラブ・ストーリーになるのか?したいのか・・・。
再開した元カノが、当時のまま保存されていたとして、
アムラー状態の30代!で現れたほうが本当によかったのか?
そんなわけ無くて、やっぱり「奈々子」に変身していた方がときめいたはず。
彼=Kくんの恋バナはまだまだ続くのです。

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