恋愛コラム「そこに恋があるのだ」
Profile
愛称「マッピー☆」。7月21日東京都生まれ。立教大学卒業後、TOKYO FMのアナウンサーとして入社。2001年にフリー転向。現在、TBSラジオ「ストリーム」(月〜金/13:00〜15:30)や、TOKYO FM「Hits from the Heart」(土/16:00〜16:55)などに出演中。
趣味はドライブ、フラメンコ。特技は、ワインエキスパート!
Vol.019 恋愛=表現力+想像力☆ 恋愛力を高めるには・・・?
恋愛は「表現力と想像力なのだわ」と、わたしはひそかに拳を握りしめた。
というのも、この春はそう感じる貴重な舞台を観ることができたのです!

GWまで行われていた、騎馬オペラ「ジンガロ」の衝撃です。
ジンガロの最新作「ルンタ」って?馬と人の織りなす芸術って?
わたしにとって全く未知の世界だったのですが、
観た人からの「このチャンス逃すな」サインのジャブを受けるうちに我慢できなくなったのです。

24000円!!のチケットを握りしめ、いざっ。
緑に囲まれた、東京都現代美術館に隣接する木場公園の中にできた、特設会場へ!
「エルメス」が特別協賛していたので、
待合いロビーでも、しっかり仮設のエルメスショップがあり、
ショーを見る前なのに、すでに買い物欲にそそられるマダムたちの笑顔には、
ちょっとビックリしました。
おしゃれなマダム仲間や、上品な夫婦など、一流デパートのお得意さまサロンのようでした。
GW前半、晴れた日の夕刻。公園の中。
セレブな匂いのするロビーから、いっせいに特設テントの中に案内されたのです・・・

ここからは、視界も音も匂いも別世界でした。
わたしの好奇心につきあってくれた(いや、きっと同じ好奇心だったのか?)
TBSラジオ「ストリーム」のプロデューサーと一緒に、しばし固まってしまいました。
チベット仏教の世界観を、馬と人とチベット僧の読経や音楽で描いていくのですが、
正直なところ、始まってしばらくは、馬の美しさにみとれていたのと、
初めて本物のチベット僧に興味津々で、
ブラッド・ピット主演の映画「セブンイヤーズ・イン・チベット」を思い出したりしてました。
〜もういちど見直したい作品だ〜

そのうち、人間と馬の関係がただならぬものに思えてきて、
馬の表情や、馬上で両手を広げ自由に表現する人間に、
「何をわたしに語りかけているのだろう」と想像するようになっていたのです。
会話やストーリーを勝手に想像しながら追っていると、胸やみぞおちあたりがドキドキしてきて、
目の前を馬が駆け抜けると、わたしも騎乗してる錯覚に陥ってました。
最近のドラマでも映画でも舞台でも、結末が無いものってまず見あたりませんが、それって解釈の幅が狭すぎですよね。
昔フランス映画をみて、「で、主人公は幸せになったの?死んじゃったの?」
みたいなわかりにくいエンディングをめぐり、彼氏と喧嘩したことを思い出しましたが、そういうのって大切ですよね〜

大げさでなく、騎馬オペラを体験して、自分が変わったなと思っています。
仕事でおしゃべりするときも、人を好きに思う時も、自分のなかでの想像力や表現力を、今一度呼び起こすようにしています。
たまたまわたしのきっかけになったのが「ジンガロ」でしたが、
ぜひ、ココロ惹かれるものがあったら時間をつくって、足を運んでみてはいかがでしょうか?

ちなみに「ジンガロ」が過去に作った作品も体験したいとおもったのですが、
再上演はしないそうで残念です。
馬と人が作り上げたものを、時間を変えてもう一度なんて無理なんですね。

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