2010年5月18日(火)

“王子様”は来ないのよ

コラム

「アリス・イン・ワンダーランド」を観てきました。
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は大人になっても読み返してみたくなる作品だし、ジョニー・デップ出演とくればこれは見逃せませんものね。

映像&音楽はすばらしく、おばさんでも十二分に楽しめました。
でも、ストーリー展開が単調で、ハラハラ・ドキドキ感にちょっと欠けたのが惜しい!

 

映画のポイントは、アリスが6歳の少女ではなく、19歳であることでしょう。
最愛の父を亡くしたアリスにとって、リッチな貴族と結婚することは大命題です。
そこで母と姉はアリスの婚約パーティを企画するのですが……。
気乗りのしない結婚を迫られて戸惑うばかり。
その危機から逃れるかのように、アリスは再び不思議の国へと迷い込むことに。
不思議の国では赤の女王が君臨しています。
予言ではアリスが怪物ジャバウォッキーを退治する役目になっているのですが……

御伽噺では王子様がお姫様を救ってくれるのに、アリスには王子様は現れません。
ならば、勇気を出して自分が戦うしかない!?  

 

「自分の人生は自分の意志で切り開かなきゃ!」

 

不思議の国から現実にもどったアリスは、
王子様のプロポーズを夢見ているうちに年老いてしまった叔母さんに、こう言います。

「王子様なんていないの。妄想幻覚よ

 

プロポーズをきっぱり断って、仕事で自己実現!?を暗示させるエンディングですが、
「結婚なんてバカバカしい」といった早とちりは禁物だと思うな。

ただし、今の女性は仕事という選択肢を手に入れたことは確かです。

 

赤の女王を演じたヘレナ・ボナム=カーターが異彩を放ってました。
それと、エンディングで流れたアヴリル・ラヴィーンの「アリス」の歌詞がとてもよかった。

「世界がめちゃくちゃになっても、なんとかするわ生き残るわ」という内容です。

 そう、白馬の王子様は現れなくても、なんとかしなきゃね!
(三沢)

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