2010年2月9日(火)

朝青龍の上昇志向は、結婚観にも

コラム

朝青龍の涙の記者会見で、さぞや傷心しているのではと思いきや、引退の翌日には日本を脱出して、ハワイでゴルフをしている映像が飛び込んできました。

「へー、ずいぶん気持ちの切替が速いのね」と驚くと同時に、乗り込んだリムジンの大きさにもビックリ。泊まっているのは高級ホテルらしく、「朝青龍ってセレブなんだなー」と改めて気づかされました。

朝青龍は相撲で稼いだお金はモンゴルに投資し、その資産はかなりものらしく、横綱辞任の原因となった暴力事件の示談金は1000万以上、さらに退職金は2億に上るだろうと試算されています。

 

そんなこんなで、TVの報道もここへきて彼の実業家としての手腕や資産状況、今後どう転身をはかるのか?に関心が移ってきました。
日本でタレントになるのでは?とも言われてますが、朝青龍の最終的な夢は政界進出だそう。
野心は相当なもので、「横綱の品格」とバッシングしても彼の思考や価値観はモンゴル人。日本のフレームには収まらないってことなのでは?

 

で、思い出したのは朝青龍の離婚問題で書かれたAERAの記事です(AERA 2009年7月20日号) 。

「モンゴル人の結婚観からすれば、今回の離婚は当然の行動。なんの心労もないはずです」とモンゴルに詳しい方のコメントが載っておりました。
朝青龍の離婚・再婚は、出世にともない結婚もそれに見合うものに乗り換えていく「ステップアップ婚」で、上昇志向のモンゴル人なら当然の選択だというのです。
別れた奥様もウランバートルの中心地と郊外にある高級マンション2つ(計約1億円相当)と養育費として月額2000ドル(約19万円)を得ることになったのだから、彼女にとってもステップアップになった、と。

 

国民性の違いに加えて(モンゴルは一夫多妻婚だった?)、経済発展の著しい国ならではの上昇志向が結婚観にも影響しているんでしょうね。
ちなみに、朝青龍の再婚相手は「金採掘権持つ」女性との憶測も流れました!?

 

話は日本に戻ると、なんと日本でも「もっとマシな相手と再婚して残る人生を有意義に過ごしたい」ということで、「ステップアップ離婚」や「ステップアップ再婚」が増えているそう?

人生は後ろ向きより前向きがいいに決まってますが、あまりに切替が早い生き方にはたじろぐばかり!です。

以下、月間基礎知識からの引用。

 

◆ステップアップ再婚(1999年版本誌掲載)◆
「出世再婚」。かつては「妻たちの思秋期」が問題となっていたが、最近では夫の定年を待たずして、もう少し早い時期(30‐40歳台)に妻のほうから突如三行半を突きつけるケースが増えているという。ただ単に「独身に戻ってもっと社会的に活躍してみたい」などという理由からではなく、「もっとマシな相手と再婚して残る人生を有意義に過ごしたい」というステップ・アップ志向からくるものであり、別れる時には既に次の相手が決まっているというから恐ろしい。

(三沢)

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