2009年12月22日(火)

元気なおばあちゃんが増えることが、少子化の歯止めに!?

コラム

親御様からの問い合わせが最近増えています。
「自然に結婚できる時代ではない」ことに気づかれた親御様が、子供がなかなか結婚しないことに心痛めてここにきて動き出されているようです。
そして、昨日はなんとおばあ様から「孫のことでご相談したい」とお問い合わせがありました。

「本人が一緒のほうがよろしいでしょうか?」とおっしゃるので、「ご本人様のご承諾が必要ですから、できればお孫様とご一緒に」と申し上げると、電話の後ろに控えていらっしゃるお孫様を「あなたも行くのよ」と促しているご様子で、間髪入れず「では一緒にまいります」ということになりました。

そう、いまやご両親のみならず、おばあ様も婚活に動かれる時代なのかもしれません。

元気なおばあ様の存在は、お孫様にとって最強の応援団となることでしょう。

そこで思い出したのは、「おばあちゃん仮説」です。

「おばあちゃん仮説」とは、アメリカの人類学者クリスティン・ホークスたちが1997年に提唱した説で、

「女性が閉経後長く生きるのは、ある種のクジラ、アフリカゾウと人間だけ。生物として特異な存在であるおばあちゃん。その知恵と子育て経験が、娘の出生率を高め、子どもの数を増やすのに役立った」というもの。

人間の赤ちゃんは脳が大きく発達しているためお産のリスクが高く、

しかも赤ちゃんは未熟な状態で産まれるため子育てには時間と手間がかかります。

今でこそ産む人数も1人か2人がせいぜいですが、昔はたくさん子供を産みましたから無事に育て上げるのはどんなに大変だったことか。

そこで、もう子供は産めないながら、まだまだ元気なおばあちゃんの存在が大いに役立った。

「おばあちゃんが娘たちの出産や育児を助けたことが、人類の繁栄につながり、今日に至った」というのです。

つまり、女性が閉経後20年30年とおばあちゃんとして生きることは、生物として理にかなった人類繁栄の戦略だったようなのです。

たまたま昨夜、TV番組「ホンマでっか!?TV 50歳越えた男は不要? 男と女のヒミツ大公開」を見ていたら、 脳科学評論家の澤口俊之先生がこの「おばあちゃん仮説」に触れていて面白かったです。

「女性は50歳越えたら子供を産めないから、もう男性は必要ない。おばあちゃんは娘たちの子育てを助けることが喜びになる。それは、自分の遺伝子をのこすことにつながるからです」と澤口先生。

結婚していない島崎和歌子さんが「動物を飼うことが孫の代償にはならないですか?」と聞くと、先生は「代償にはなりませんねー」とキッパリ。

「うーん」とリアクションにつまる島崎和歌子さん。

おばあさん世代に足を踏み入れている私は、「そんな役目があったのね」と何やら誇らしい気分になる一方、晩婚化・非婚化で孫育てに力を発揮できないおばあちゃんが増えると、その満たされなさは社会問題になるのかな?なんて心配もしてしまいました。

いずれにしても、元気なおばあちゃんが増えることが、

少子化に歯止めをかけるきっかけになればいいのですが……。

余談ですが、澤口先生、立派な脳科学者なのですが、お話が面白いだけでなくかなりおもしろいキャラクターで大ウケし、他の先生方を圧してました。「もう出演しない」なんておっしゃっていましたけど、また出演してほしいなー。次回注目あれ!

(三沢)

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