
このコーナーでは、恋愛経験豊富な派遣OLのあたし、美咲(29歳)が
後輩の才媛OLの凛子(27歳・名門女子大卒、当たり前だけど正社員)と
ギャル系OLのミユ(21歳・もちろん派遣)と一緒に恋の成就の秘訣を伝授します。
まあ、ただの給湯室の井戸端会議という話もあるんだけど……。
好みの男のタイプは初老のオジサマという“カレセン”のT子(27歳)。
30も40も年が離れているような男性と
どんな風に付き合ってるのか、興味津々だよねー。
話とか合うのかな?
ていうか、アッチの方とかも気になるわよねー。
てなわけで、今回はT子に
彼氏ならぬ“枯れ氏”との付き合いについて、いろいろ聞いちゃうよ。
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そういう、ずっと年の離れた男性が好きな、
“カレセン”な女性はどんなデートをするんですか?
えっ、別に普通ですよ。
ちょっと年がいってるっていうだけで、
同じ男性なんですから特別視しないでくださいよ〜。
てか、ジイサンもデートとかするんだ?
でも、T子さんと2人で歩いてたら、孫とお爺ちゃんみたいな感じなんだろうなー。
どんなところに行ったりするんですか?
カレの行きつけの渋い居酒屋とか……。
ホテルとか行かないんですか?
あたしなんて若い子としか付き合わないから、
“ホテル集合・ホテル解散”みたいなデートばっかですけどね。
そんなデートはさ、男に遊ばれてるだけなんだって。
エバるんじゃないっつーの!
まあ、行かないこともないけど……、
若い子みたいに会うたびにHするなんてことはないわね。
へえ〜、お爺ちゃんもHするんだ?
加齢臭とか気になんないんですか?
ミユちゃん、失礼よ。
だから、Hとかが目的で付き合ってんじゃないの!
まあ、
加齢臭はしないこともないけど、
最近はそれすらも癒されるんだよねえ。
え〜っ、そうなんだ!?
臭いフェチにもいろいろあるけど、
加齢臭に萌えちゃうというのもどうなのかね?
まあ、T子がそこまで入れ込んじゃうっていうのは、
あたしらにはわからないオジサマの魅力があるんだろうね。
枯れたオジサマの魅力というのは、
ギラギラしていないし落ち着いてるところですね。
まあ、人生の荒波に揉まれた分、
湯通しされて油分も抜けちゃってるからねー。
そりゃ、ギラギラもギトギトもしてないだろうけどさ。
でも、そういうのって男として物足りなくないの?
そうですよ、確かに年いった男が脂っこいのはイヤだけどさ、
でも程度っていうのがあるじゃないですか。
それだったら、ちょっと前に流行った“ちょい不良オヤジ”の方がいいなー。
そういうオジサンって、若ぶってるところがイヤなんだよねー。
枯れたオジサマは、
ちゃんと自分の年齢を受け入れて若ぶらないし、
私みたいな若い女の子をバカにしたりしないしね。
この間、
老眼鏡をプレゼントしちゃった、てへっ。
てへって、全然かわいくないですよ。
プレゼントが老眼鏡って、そんな付き合い絶対イヤだ〜!
でも、どうなんでしょうね。
T子さんはギラギラしてないとか、落ち着いてるとか、
“孤高”のイメージを持っているみたいですけど、
実際のところ、T子さんと付き合ったりしているわけですから、
枯れているのは風貌なだけで、
実は、若い女性とかが大好きな男性とも言えるんじゃないかしら。
おー、さすが凛子、鋭い!
そうだよ、枯れてるとか言いながら、ジイサンだって若い女が大好きなんだよ。
いくつになっても男というのはスケベなもんだよ。
うっ、そ、そんなことないですよ。
疲れている私を癒してくれるのは、
若いイケメンでもちょい不良オヤジでもなく、
枯れてるオジサマなんですっ!
そりゃ、それで構わないけどさ、
T子のいう枯れた男の魅力っつーのはさ、
「逆もまた真なり」で、
“孤独が似合う”というのは単に年とって友だちがいないだけかもしれないし、
“自分の年齢を受け入れてる”っていうのも
単にあきらめてるだけっていう言い方だってできるし、
“カネや女に執着しない”というのも年取って気力も体力もないというのが
実情かもしれないじゃん。
何だか、「隣の芝生は青い」みたいな話のような気もするんだけど……。
どうなんだろ?
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