
このコーナーでは、恋愛経験豊富な派遣OLのあたし、美咲(29歳)が
後輩の才媛OLの凛子(27歳・名門女子大卒、当たり前だけど正社員)と
ギャル系OLのミユ(21歳・もちろん派遣)と一緒に恋の成就の秘訣を伝授します。
まあ、ただの給湯室の井戸端会議という話もあるんだけど……。
こんにちは〜。今年の夏も何の出会いもなかったことになりそうな美咲でーす。
夏休みも終わって、久しぶりに顔を合わせたあたしたちだけど、
例によって給湯室での話題は恋愛のことばかり、進歩ないよね。
で、
今回相談を寄せてきたのは、“カレセン”のT子(27歳)。
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“カレセン”って何ですか?
漢字で書くと“枯れ専”。
枯れた男、つまり
初老のオジサマしか愛せないという女だね。
オヤジでも無理なのに、お爺ちゃんなんてあり得ないですよ〜。
でも、そういうお年を召された方が対象だと、
妻子持ちだったりする場合が多いのでは?
そうなんですよ〜。どうしても
不倫になっちゃって、ドロドロの恋愛になっちゃう。
そこが悩みなんですよねえ。
今回の相談もそうなんですけど、
今好きな人が社内にいて、それがM本さんなんです。
えっ、M本さんって、あの取締役の?
M本さんって、確か60歳過ぎてますよね?
ってことは、奥さんや子供も……。
妻子どころか孫までいるわよ。
あー、こりゃ正真正銘の“カレセン”だあー。
まあ、オジサマが好きな子っていないこともないけど、
枯れた男のどこがいいのかな?
そりゃ、いろいろありますよー。まず、
人生経験や知識が豊富でしょ、それにじゃないですか。
年上好きというんだったら、中年男性とかも好きなんですか?
ああ、中年男性はダメ。
油っぽくてギラギラしてるもん。セクハラとかするし。
同い年とか年下にはまったく興味なし?
そうですねえ、やっぱり若い子は頼りないですよ。
イケメンとかいっても、格好だけじゃないですか。
やっぱ男は枯れてナンボでしょ。
こりゃもう、重症の“カレセン”だねー。
渋いとかっていうのはわからないでもないけど、
さすがにそこまで年の差があるとね……。
重症って、人を病気みたいに言わないでくださいよ、失礼な!
でも、初老のオジサマが好きだといっても、
いろんなタイプがいるわけじゃん。
T子はどういうのが好きなの?
私は児玉清みたいなタイプが好きですねー。
ああ、
ね。
そうそう
“グレ専”(ロマンスグレー専門)ていうんですけどね。
私もそういう知的なオジサマは嫌いじゃないですけど、
恋愛対象というのはちょっと……。
そうですよー。
お爺ちゃんだと体力とかなさそう。
H関係とか、どんな感じなんですか?
そりゃ、若い子に比べたら、体力とか勢いとかはないけど、
私はそういうものを恋愛に求めてないから。
じゃあ、アンタは恋愛に何を求めてるのさ?
“癒し”ですね。
20歳代も半ばを過ぎると、女って恋の駆け引きにも仕事にも
疲れちゃうってことがあるじゃないですか。
そんなとき、
枯れたオジサマと一緒にいるとホッとするんです。
っつーかさ、アンタまで枯れちゃってるって感じだねー。
まあ、恋とか仕事に疲れちゃうという気持ちは、
わからないでもないけどね。
あたしはまだ20歳代前半なんでよくわからないですけど、
恋とかに疲れちゃうもんですか?
仕事はともかく、恋に疲れちゃうっていう気持ちはわからないなー。
ハイハイ、アンタはまだまだ若いですよーだ。
アンタも年取りゃ、そのうちわかるよ。
確かに、
精神的に疲れているときに、
年の離れた男性と一緒にいると落ち着きますよね。
まあ、恋愛感情に発展することはほとんどないですけど。
あたしだったら、
疲れてるときは元気な若い子と付き合うほうが好きだけどね。
まあ、相手があたしみたいな年上を相手にしてくれるか、
という問題もあるんだけど。
でも、
疲れてるときこそ彼らの若さやパワーが元気づけてくれるというかさ、
若い子の無邪気なところにも癒されたりするしね。
それはともかく、“カレセン”T子とオジサマの恋愛というのは、
実際のところどんな感じなのか、スゴイ気になるわよね。
次回は、その辺のことをネホリハホリ聞いちゃうから、乞うご期待!
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