
このコーナーでは、恋愛経験豊富な派遣OLのあたし、美咲(29歳)が
後輩の才媛OLの凛子(27歳・名門女子大卒、当たり前だけど正社員)と
ギャル系OLのミユ(21歳・もちろん派遣)と一緒に恋の成就の秘訣を伝授します。
まあ、ただの給湯室の井戸端会議という話もあるんだけど……。
前回は、あたしら女はオシャレだからというだけで、
男に恋しちゃうようなことはあり得ないという話だったけど、じゃあ
何でもいいのかというと、そういうわけじゃない。
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「あたしが男のファッションでダメなのは、
ズボンの丈が妙に短い奴」
「それ、私もダメです」
もちろん、あたしも同感。ていうか、けっこう
女性の中には同じように思ってる人は多いんじゃないかな。
まあ、ズルズル引きずってるような長すぎんのもダメだけどさ。
あ、Y男も短いね。くるぶし見えてんじゃん。
「短いって……。俺のはあえて、そうしてるんですよ。
単にズボンの丈が合ってない奴と一緒にしないで下さいよ〜」
「あえてだろうが、何だろうが、短いのはダメなの!
Y男はダサい奴らと一緒にしてくれるなって思ってんだろうけどさ、
端から見たら大差ないよ。どっちもチンチクリンだし」
そうそう。Y男はオシャレなつもりなんだろうけど、足が短く見えるだけ。
イタリア人を気取ったって結局日本人なんだから、体型的に無理があるよ。
ファッションに限らず、無理してるのが透けて見えるのって
やっぱカッコ良くないんだよね。
「私が一番
ダメなのは、男の人のアクセサリー。
プライベートだったら多少は大目に見ますけど、
最近はビジネス中なのにリングとかブレスとか着けている人が多いですよね。何か
仕事に集中していないみたいで、好感度が低いですね」
「えっ、何言ってるんですか。
男のアクセサリーは、なかなか個性を出しにくいスーツスタイルには
重要なスパイスなんですよ。
さりげない小物使いで、他と差をつけるというか……」
だから、
そんなもんで差をつける暇があったら、
仕事で差をつけなよー。
それに「さりげない」とか言ってるけど、Y男、あんた全然さりげなくないよ。
腕時計は異様にデカいし、リングだってゴツすぎ。
ゴツすぎて、殴られたら死んじゃいそうだよー。
「それと、計算したかのようにシャツのボタンを3つ開けて、
はだけた胸元にペンダントトップが輝いているのもちょっと引きますよね」
うん、キモい。
「あたしはホストみたいなスーツの着こなしが好きだから、
胸はだけるのもアクセも全然アリなんだけど、
Y男のはちょっとキモいよねー」
「みなさん、俺が一生懸命オシャレしてる部分をことごとく否定するわけっすね〜(泣)」
「あっ、でもY男さんのファッションにも好感を持てるところもありますよ」
「えっ、なになに?」
「いつも靴がキレイなところ。
洋服に気を使っても靴が汚れている人って、結構いますよね。
その点、Y男さんの靴はいつもピカピカですもんね」
「でしょう。
何しろ毎週日曜日は1日中、手持ちの全ての靴を磨いてるからねー。
特にベルルッティみたいな高級靴はさ、そうやって大事にケアしないと、
すぐに痛んじゃうだよねー」
「えっ、なんでそんなに得意げなの?ウザッ」
なんで、そこでもっとさり気なくできないかなー。
靴の手入れに「いかにも手間ひまかけてます」的なアピールだけでもウザいのに、
最悪なのはやウンチクを語ろうとしてるところ。
「そこまで靴の手入れに時間をかけてる暇があったら、
本の1冊でも読んで欲しいですね」
「大体、自分の彼氏がそんなんだったら、
日曜日にどこにも出かけられないじゃん!
それだけでもう、コイツと付き合いたくねーとか思っちゃうもん」
アンタ、モテたいとか言うけど、自分で墓穴掘っちゃってるよねー。
「おかしいなー。
もしかして、みなさん実はファッションに興味がなかったりして?
オレがいつもシャツとネクタイの色をコーディネートしてるのとか、どう思ってんですか?」
いや、いいと思うよ。
たださー、いいと思うだけで、それがアンタの
人間的な魅力に直結するというわけじゃないんだよ。
「そうですよね。
ただ、ヘンなファッションじゃないんだというだけで」
何度も言うけどさ、女は男のファッションに過剰なものは求めてないわけ。
「ダサくない」という基準をクリアしてたら、
それ以上飾り立てられてもプラスポイント
にはならないんだよ。
要は女にとって重要なポイントは、
その人のファッションが
ヘンじゃないかどうかということ
なんだけど、結局
ヘンという意味ではダサいのも
オシャレに懲りすぎるのも、
女にとっちゃ同じこと なんだよね。
なわけで、次回は男のプライベートファッションをチェックします。
スーツみたいなビジネススタイルと違って、
こっちはモロにセンスが問われるからねー。
突っ込みどころ満載で楽しみだよー。
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