恋愛コラム「そこに恋があるのだ」
Profile
愛称「マッピー☆」。7月21日東京都生まれ。立教大学卒業後、TOKYO FMのアナウンサーとして入社。2001年にフリー転向。現在、TBSラジオ「ストリーム」(月〜金/13:00〜15:30)や、TOKYO FM「Hits from the Heart」(土/16:00〜16:55)などに出演中。
趣味はドライブ、フラメンコ。特技は、ワインエキスパート!
Vol.007 7年経った今でも忘れない!バブル時代の“自己チュー男”の勝手な言い分。
今回も、とっておきの体験談を披露します!
あなたの恋愛術の足しになるといいのだけれど・・・

最近の結婚式は、親戚や恩師が出席するフォーマルな披露宴と、
<レストラン・ウェディング>と称した
カジュアルな結婚パーティの境目が無くなっていて「良くない!!」と思うのです。
とはいえ、私が呼ばれる結婚式はセミフォーマルで出席する
「レストラン・ウェディング」ばかり。
これは、かつての「二次会」が格上げされたものなのか。
いや・・かしこまらない「楽しい結婚式」として都会の人には好評なのでしょうね。

そんなラフな結婚パーティのスタイルをいち早く取り入れたのが、
私の女子校時代の仲間にもけっこういましたね〜〜。
ある日、「まつに頼みたいんだけど・・・」(*「まつ」はありがちな、
私のあだ名です)と、パーティーの司会を頼みたいという電話をもらい、
既にDJになっていた私としては、ちょっと嬉しいし張り切って引き受けました。

「打ち合わせ」ということで、新郎・新郎の友達が顔あわせをすることになり、
高円寺では有名な、安くて美味しいアットホームな焼き肉屋さんに集合!
ああ〜ここまでは普通の話ですよね。

正しく思い出すと、その時のメンツは、
同級生の新婦と新郎。私と一緒に司会をする新郎の親友。
さらに、新郎の友人一名。
新郎とその一味は、有名大学のばりばり体育会系で、
根性もプライドも時代を反映して「超・バブリー」でした。
キャンパスでは当然モテたでしょうし、就職も金融や商社から引く手あまたでした。
私のまわりは、そんな体育会系のおぼっちゃまタイプばかりでしたが、
同級生の結婚相手は「正義の味方で女に甘いっ」というダメ・ヒーロータイプで
好感度大!でした。

さて。もう7年くらい経っているのに忘れられない夜の出来事。
番組後、私が焼き肉屋さんに着いた時には、すでに煙がモウモウしていて、
新郎とその仲間達はいい具合に飲み始まっていました。
遅刻してしまった私としては、まずは一緒に司会をする新郎の親友に、
「はじめまして。どうぞよろしく〜」のお酌を。
そして、そのとなりにいたちょっと細身のおぼっちゃま君にも、
「あの、司会やります松本です。グラス空いてますよ、どうぞどうぞ・・・」
とビール瓶を傾けたその瞬間に。

「なんだよ!無理矢理飲ますんじゃねーよ!」
という罵声と同時に、注いだはずのビールが私の顔にビシャっとかかったのです。

「・・・!?」
私が、濡れたまま声を失い、新郎新婦に助けを求めると、
「ごめんっ、彼は酒飲めないんだよ。無理矢理勧められたのがイヤだったみたい」

あらまあ、そうだったの〜と私が納得するわけなく、自分の耳にも
「ブチ」って切れる音と、
「カーン!!」ていうゴングが鳴り響いたのです。
ここからは、想像を絶する乱闘でした。
焼き肉屋のおじさま!ほんとにごめんなさい。

あとから聞けば、超おぼっちゃまの彼は、
女に何かを指図されたことがないそうで、自分が飲めないビールを飲め、
的な命令はかなりの屈辱だったそうです。
私はそうとうの不運かもしれませんが、それ以来、
よっぽどの必要に迫られない限り私は積極的にお酌しませんから。
残〜念〜!!

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