2010年4月21日(水)

「韓国の離婚率世界3位」ってホント?

コラム

「世界各国で上昇する離婚率、韓国は急増し3位に」という中国メディアの記事を見ました。

以下、一部を引用すると、

 

2010年3月22日、重慶晩報によると、国連による統計から世界中の多くの国々で離婚率が急速に上昇していることが分かった。
欧米で離婚率が依然高い状態が続いているほか、アジア諸国でも離婚率が欧米諸国に近づきつつあり、特に韓国の離婚率は世界3位という高い割合となっている。

注目されるのは韓国の離婚急増。韓国統計庁のデータでは、韓国の離婚率は近年、平均0.5%の速さで上昇しており、過去10年間で離婚総数は約4倍となっている。

2002年には結婚した夫婦が約30万6000組だったのに対し、離婚した夫婦は約14万5000組にも上り、現在世界で3番目に離婚率の高い国となっている。

 

本当なの?と一時期、韓国ドラマにどっぷりハマリっていた私としては、

ちょっと信じられない展開です。

 

韓国ドラマを見ると、儒教がまだ色濃く残っているのか、両親や年配者を大切にするし、

親の権威は健在で、執拗に結婚を反対するお母さんや、嫁に厳しい姑などが出てきます。
その分、親族・家族間の確執も多いのですが、

それだけ家族のつながりを大事する国なんだなーというイメージでした。
古きよき時代の日本を重ね合わせ、親戚縁者の人間関係をめんどくさそう!と思う半面

うらやましいような気がしてました。

 

なのに、韓国の家族像が、ぐらぐら揺れるような変化が起こっていたのですね。

離婚率が高まっているだけでなく、晩婚化・少子化も急速に進んでいるようなのです。
2006年度の合計特殊出生率は1.08人と日本を下回っています。

そして問題は、そのスピードです。
日本が20~30年ぐらいかかったところを10年ぐらいの速さで変化している感じでしょうか。

それでも、いろいろ調べてみると最近のニュースでは、

衝動的な離婚を防ぐため施行した「離婚熟慮制度」の効果があったとかで、

2008年の離婚統計では離婚率が11年来の低水準を記録したということです。

 

この乱気流のような動きも、喜怒哀楽の激しい韓国らしというか……。

 

しかし、離婚率が下げ止まったとはいえ、家父長制から夫婦平等・男女平等への流れは変わるはずもなく、これからの韓国の結婚や家族を大きく変えていくのでしょうね。

これまで家族が担ってきた育児、教育、老人介護などどう解決していくのか? 
かかえている問題は、日本も韓国も同じなのかもしれません。
(三沢)
 

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