2010年4月14日(水)

家族の絆は強かった!

コラム

『わが家の歴史』、3夜とも見ました。
フジテレビ開局50周年特別企画ということで豪華キャストのうえに、

昭和史の事件、実在の人物がてんこ盛りでした。

はちゃめちゃな展開にもかかわらず、ホームドラマとしてちゃんとまとまっているのは、さすが三谷幸喜さんです。

時代設定は昭和2年から39年。
昭和の初め頃は、確かに日本にも八女家のような大家族が残ってました。
それが多分、戦後あたりぐらいから、夫とその妻と1~3人の子供たちという核家族が主流になってきます。

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このドラマは懐かしい昭和の映像と共に、失ってしまった大家族の魅力を思い起こさせてくれました。

家族の絆があればどんな困難も、あのパン食い競争の運動会の日のように、笑顔で乗り越えられそうと思えてきます。

といっても、もはや大家族にはもどれないでしょうし、

近頃では非婚化で「家族なんてつくらない」という人たちも増えてます。

家族の絆は、これからどうなっていくんでしょう?

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ところで、このドラマ「普通の家族のドラマ」と銘打ってますが、

八女家はあの時代の典型的な家族ではないでしょうね。

主人公の柴崎コウはお妾さんだし、佐藤浩市は堅気の仕事とはいえないクラブの経営者。

しかも、その経済力に何をやってもうまくいかない西田敏行演じるお父さんを筆頭に、家族みんながむらがっている。普通の家族とはとても言えない状態です。

にもかかわらず、「うちの家族もこんな感じだったなー」とか「周りにいたいたこんな人たち」とか思わせてくれるのは、「家族が助け合うのは当たり前」という価値観や「今日より明日はきっといい日」という希望があの時代には普通にあって、それが共感を呼んだんじゃないでしょうか?

 
特に、どんなことにもめげずに猪突猛進で生き延びた大泉洋演じる「つるちゃん」は、昭和の日本人の一途さの雛形みたいに思えて、笑えました。

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その後、八女家の面々はどんな人生を送るんでしょうね? 気になります。
ぜひ、三谷さんに昭和40年代から現代までの「わが家の歴史」を作ってほしいですね。

(三沢)

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