2010年3月8日(月)

大人の恋愛は複雑です

コラム

週末にメリル・ストリープ主演の『恋するベーカリー』を見てきました。
熟年世代の恋愛だし、パン作りのおいしそうなシーンも期待できそうということで出かけたのですが、パン作りのシーンはちょっぴりで肩透かし。

この手の映画、いつも邦題に惑わされてしまいます。

 

原題は『IT’S COMPLICATED』(=込み入った、複雑な)だそう。

大人の恋は過去がからむだけにややっこしいので、原題のほうがしっくりきます。

でも、これじゃ日本では観客動員できないかなー? 

主演のメリル・ストリープは、子供が巣立った後の寂しさやまだまだ十分に魅力的な中年女性を

可愛らしく演じてます(でも、私は『プラダを着た悪魔』のメリル・ストリープのほうが好みですが)。

 

監督は『恋愛適齢期』のナンシー・マイヤーズ。
『恋愛適齢期』もそうでしたが、この映画も大人の恋愛ならではの笑いと哀愁が漂い、

同世代として苦笑してしまうシーンが随所にちりばめられています。

 

主人公は10年前に弁護士の夫と離婚し、今は人気ベーカリー店のオーナー。
仕事は順調で、苦労して育てた3人の子供たちも巣立ちのときを迎えています。

そこでふっと我に返り、女としての人生を省みると……このまま一人で朽ちるのも寂しい。

今の50代は、なんといってもまだまだ女盛りです。
このあたりの心境は、50歳代でサンマリエに入会される女性会員さまの心境と通じるものがあります。

そんな主人公の楽しみは念願の夢だった家の増築です。
しかも、その設計を手がける建築家とはいい関係が始まりそうな予感が……。
ところが、思いがけずも元夫との愛が再燃するのでした。

元夫は敏腕弁護士で、浮気相手であった若い女性と再婚したものの少し疲れている様子。
元夫との愛の再燃にかけるのか? 新しい出会いにかけるのか? 

あまり頭で理性的に考えずに、突き進む主人公には共感するものの、

一方でそのエネルギッシュさに日本人としてはついていけないところも。

 

そういえば、昨年放映された日本映画「60歳のラブレター」の中村雅俊、原田美枝子カップルのエンディングとは対照的。

私は『恋するベーカリー』のほうが納得でしたが、みなさんはどうでしょう?

 

あと、長女のだんな様役を演じたジョン・クラシンスキーが、とても、チャーミングでした。
そのほか主人公の家や庭も見所で、特に家庭菜園は素敵でした。

(三沢)

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